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僕らのフットボールを聴こう 02 Nishina Taka



「フットボールの音楽」と聞いて、あなたはどんな音楽を想像しますか?

チャントの原曲、クラブ公式の応援歌、大会のテーマソング、国歌・・・ あなたが想像したのはこういった楽曲でしょうか。

僕は、あなたが聴く・歌う・奏でる音楽に、フットボールとのストーリーが少しでもあれば、その音楽こそ、あなたにとっての「フットボールの音楽」だと思っています。


「フットボールファンのあなたが聴く音楽は、フットボールの音楽だ」

音楽とフットボールに直接的な関連性が無くても、間接的な関係があるのであれば、その音楽はあなたにとってのフットボールの音楽と言えるのではないでしょうか。極論かもしれませんが、僕はそう思っています。


今回紹介するプレイリストはヒップホップを中心に、UKロック、Jポップなどの様々なジャンルから、僕にとって思い入れの強い曲や最近気になった曲を選び、全11曲+1曲・総分数約45分で構成しました。 プレイリストを最初から最後まで順番通り聴いた時の雰囲気や曲の番号にも意図を持って作成しているので、みなさんにもぜひ一度、聴いて、楽しんでもらえると嬉しいです。



selected by Nishina Taka フォトグラファー / 写真とHIP HOPと深夜ラジオが好きなサンフレサポ

https://www.instagram.com/r11shinataka/

01. The Lighting Seeds - Three Lions '98



最初の曲は、1996年ヨーロッパ選手権イングランド大会のテーマソングとして有名な "Three Lions"

こちらは1998年のフランスW杯の際にアレンジされたバージョンで、現在もイングランド代表のチャントとして歌われているだけでなく、イングランドが躍進した2018年ロシアW杯の際にUKのチャートで1位を獲得するなど、20年以上経ってもなお、国民から絶大な人気を誇る名曲です。

We still believe, we still believe We still believe, we still believe 私たちはまだ信じている It's coming home, it's coming home It's coming, Football's coming home 帰ってくる、フットボールが帰ってくる

フットボールが日常に戻ってくることを願って、1曲目に選曲しました。

02. Dave × AJ Tracey - Thiago Silva



"2番"目はタイトルの通り、パリ・サンジェルマンで不動の地位を誇るブラジル人センターバック、チアゴ・シウバについて歌った曲。

僕がこの曲を知ったのは、昨年開催された「グラストンベリーフェス2019」に関するツイートを見たことがきっかけ。 このフェスでただの観客の1人に過ぎなかった少年アレックスが、デイヴのサプライズにより突如ステージに立つことに。それにも関わらず、この少年が圧巻のパフォーマンスを見せたことで話題となりました。


03. SOUL'd OUT - 1,000,000 MONSTERS ATTACK

この曲は僕自身がラップミュージックを好きになるきっかけとなった曲です。2004年発売のゲーム"FIFA TOTALFOOTBALL 2"に収録されていて、BGMとして流れていたことで知ったこの曲は、日本語なのか外国語なのか聴いただけでは分からない独特の歌い回しが耳に残り、クセになります。

あの日本一のラッパーであるR-指定も、本人のラジオや著書の中でラップを好きになったきっかけの曲としてこの曲を挙げて語っています。 SOUL'd OUTが残した影響力は本当に計り知れません。

ちなみに、"FIFA TOTALFOOTBALL 2"には、すぽると!の「マンデーフットボール」でお馴染みの "Beautiful Goal" などの曲も収録されていました。


04. Drake - Nonstop



2019年夏にPUMAの有名契約選手が "This is My Flow" というキャッチコピーの元、それぞれのオリジナルのプレイリストを公開しました。 その中で、僕の好きな選手の一人であるドルトムント所属のドイツ代表ミッドフィルダー、マルコ・ロイスが1曲目に選曲していたのがこの曲です。

同曲が収録されたドレイクのアルバム "Scorpion" は、2018年を代表する作品の一つとなりました。


05. Kendrick Lamar - DNA.

イングランドのニュースター、ジェイドン・サンチョが2019年9月11日のユーロ予選コソボ戦で代表初ゴールを含めた2得点を決めた際に、彼が所属するドルトムントの公式Twitterアカウントでツイートされたのがこの曲のリリック。


パンチの強いトラックに乗せて、ケンドリックが自身の凄さはDNAによるものだと誇示する、まさにヒップホップソング。ビートスイッチして畳み掛け、

Sex, money, murder-our DNA セックス、金、殺しー俺たちのDNA

という強烈な言葉で締める後半の3連符ラップは圧巻です。


06. Wu-Tang Clan - C.R.E.A.M.

ロンドン発のSoccer × Hip Hopのブランド "Killa Villa" がこの曲にちなんだシャツを販売してることから選曲。Killa Villaにはイケてるグッズが数多く販売されているので、ぜひチェックしてみてください。



ちなみに"C.R.E.A.M."とはこの曲のサビ部分の略です。

Cash, Rules, Everything, Around, Me 俺の周りでは金が全てさ

07. SEEDA - TECHNIC feat KREVA

高校3年生でサッカー部キャプテンだったというKREVAのバースに、

ロナウジーニョバリのノールック

というフレーズがあり思わず選曲。 KREVAは小学生時代に、あの財前宣之と同じサッカー部に所属していたのだとか。彼の楽曲にはサッカー部感あるリリックも多いです。


08. SKY-HI - トリックスター



この曲は僕が多大なる影響を受けたアーティストの一人であるSKY-HIの、メジャーデビュー1枚目となるオリジナルアルバム "TRICKSTER" の表題曲。 彼もまた、少年時代、フットボールに熱中した一人であり、この曲には

常識にキックフェイント 道徳のサイドチェンジ

などのフレーズが散りばめられています。



09. Mark Ronson - Uptown Funk (feat. Bruno Mars)

世界的大ヒットとなったマーク・ロンソンブルーノ・マーズの1曲は、パリ・サンジェルマンのホームゲームでゴールが決まった際に流れる曲としても有名です。



マーク・ロンソンが大のブルース(チェルシー)ファンであることもあり、2015年のキャピタルワンカップでチェルシーが優勝した際にも流れていました。



10. 沖田浩之 - 燃えてヒーロー

世界的人気作品であるキャプテン翼のテーマソング。僕自身、キャプテン翼はアニメでも漫画でも観ていて、多大な影響を受けています。今思うと完全に無駄な努力ですが、サッカーを始めて間もない小学校低学年の頃は、日向小次郎の雷獣シュートや葵新伍の直角フェイントの練習をしていました。


ポドルスキやイニエスタは日本に来る前からキャプテン翼ファンを公言していて、日本に来てからコラボもしています。世界のスターたちが喜んでいる姿を見れたのは、日本人として誇らしく、嬉しかったです。


11. ポルノグラフィティ - Mugen

2002年日韓W杯のNHKテーマソング。現地観戦はしていませんが、物心がついてから初めて観たW杯は母国開催だったということもあり、とても印象に残っています。特に、グループリーグ初戦、ベルギー代表との試合で決めた鈴木と稲本のゴールは今でも鮮明に覚えています。

現代よりもあの頃は、どの国も組織では劣るでしょうが、強烈な個性を持った選手が多かったと思います。日本代表だとバッドマン宮本、赤モヒカンの戸田、中田英、鈴木、稲本、松田、三都主・・・、外国だと大五郎カットの怪物ロナウド、黄金の左足ロベルト・カルロス、ベッカム、カーン、チラベルト、イルハン・・・

この曲を聴くと、あの頃の記憶が蘇ってきます。




12. The Beatles - All You Need Is Love



最後の12番目には僕が少年時代、試合や練習の帰り道に、父親が運転する車の中でよく聴いていたビートルズの曲を入れました。

"All You Need Is Love" は多くの人が知っている超名曲だと思いますが、メロディも歌詞も最高で、新型コロナウイルスの影響でストレスの溜まるこんな時代にこそ、ぜひみなさんに聴いて欲しい曲です。

There’s nothing you can do that can’t be done. 君ができる事でやれなかった事はない It’s easy. 難しく考えないでいい All you need is love. 君が必要なのは愛さ

この曲を聴いてフットボールを連想する方はほとんどいないと思います。

けれども、僕にとってはフットボールに明け暮れた少年時代を想起させる、 「フットボールの音楽」の一つです。

最後に・・・



いかがでしたでしょうか。 今回のプレイリストはSpotifyで公開中です。

決して、ここまで読んでいただいた全てのみなさんに共感してもらえるものではなかったとは思います。

けれども、どの曲も僕にとっては思い入れのある、僕にとっての「フットボールの音楽」です。

皆さんもぜひ、チャントやテーマソングだけに留まらない、 「あなただけのフットボールプレイリスト」を 作成してみてはいかがでしょうか。

ここまでご一読いただき、ありがとうございました。

また次回もお楽しみに。

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